トリノと青森の都市間で直接交流を深め流通チャネルを切り開いていこうという目的のプロジェクト参加のために、TAKKO商事を含め県内5社でイタリアはトリノに行ってきました。到着後は、トリノ商工会議所にて各社商品のプレゼンをし、商品PRと売り込みを行いました。
その時にサンプルで置いてきた「田子の黒」が、イタリアの有名シェフ“セルジオ・マリア・トゥートニコ”の手に後日渡る事となり、セルジオシェフは黒にんにくを大絶賛。
これが、セルジオシェフとTAKKO商事の黒にんにくとの出会いでした。
その後、NTTデータの空間共有のプロジェクトにおいて、トリノと東京と青森を中継で3都市を結んだ商品開発の会議が開催され、初めてセルジオシェフと画面越しに対面しました。
その際にNTTデータの担当者様より黒にんにくの製造現場の映像が流れる時間があり、黒にんにくにかけるTAKKO商事の熱意を改めて伝える事ができました。
これを受けセルジオシェフは「佐藤さん、あなたの仕事は本当に素晴らしい。この黒にんにくは、香りも、味も世界最高です。今日は、佐藤さんとこうして会って話ができて本当に興奮しています。」と語ってくれました。
ついにセルジオシェフが来日!協同組合黒にんにく協会で主催する世界黒にんにくサミット2017に参加するためです。
世界黒にんにくサミットは、黒にんにくの日に語呂合わせで96(くろ)で、9月6日と制定されているので、毎年9月6日に世界サミットが開催されます。この世界黒にんにくサミットへゲスト参加をお願いしたところ、是非日本に来たいと快く出席くださいました。サミットのオープニングスピーチでは「私と黒にんにくとの出会い」と題し、黒にんにくの素晴らしさや黒にんにく料理の無限の可能性についてお話しして頂きました。
また、懇親会パーティーでは、セルジオシェフが考案した黒にんにく料理の実演をして頂き、出来上がった料理を参加者に振る舞って下さったおかげで、パーティー会場は大盛り上がりでした!
翌日は、八戸市の八食センターで日本の海産物の視察をして頂き、いよいよセルジオシェフが熱望していた田子町へ!
TAKKO商事の黒にんにく製造工場を見学して頂き、田子町長を交え歓迎交流会を開催しました。歓迎交流会では、「たっこにんにく」の丸焼きや「田子牛」を堪能して頂きました。何を食べても美味しいと、満面の笑顔で“ボーノ”を連呼していました。田子町にとても満足してお帰り頂きました。
3年ぶりのイタリア・トリノに行ってきました。
今回の訪問は、トリノのバイヤーが来る商談会で商品を売り込むためと、私たちの商品とイタリアの特産品のコラボで商品開発が出来ないかという相談のためでした。
そして、もちろんセルジオシェフに会うためでも有ります!
セルジオシェフは料理スタジオを運営しており、スタジオには最大120名入ることができるオシャレで素晴らしいスタジオでした。そんな素敵なスタジオで出迎えてくれたセルジオシェフと久々の再会にハグをしましたが、黒にんにく料理の食べ過ぎなのか一回り大きくバージョンアップしていました!
そして早速、料理スタジオでセルジオシェフから歓迎料理を振舞って頂きました。
まず初めにワインを頂き、見た事も無い細長いパンを食べながら、目の前でリゾットを作って頂きました。
そんな贅沢な時間を過ごしているうちに、塩に黒にんにくとスパイスをブレンドした、シェフ特製の塩釜で焼いたローストビーフが完成。
こんなに美味しいローストビーフは食べたことが無い!!
お次は、黒にんにくとチョコレートのデザート「黒にんにくのガトーショコラ」です。黒にんにくとチョコレートのペーストが絶妙にマッチ。中からとろけ出る黒にんにくチョコを外側のスポンジに絡めて食べましたが、最高のデザートでした!
食事が一段落したところで、田子町からの『にんにく大使』の認定書をセルジオへお渡ししたところ、大変喜んでいただきました。さらに、TAKKO商事オリジナルの「トリノ×田子のはっぴ」をプレゼント。
セルジオシェフが一回り大きくなっていたので心配でしたが、ギリギリ着ることが出来て一安心。どちらもとても喜んでもらえて、素敵な時間を過ごす事ができました!
お別れが名残惜しかったですが、最後に料理スタジオの入り口にあるパネルの前で記念写真撮影。この大きなパネルで、セルジオシェフがすくっているパスタの上には…なんと黒にんにく!!
TAKKO商事とセルジオシェフとの絆を、より強める時間となりました。
その後の滞在期間中、チョコレート工場3社とチーズ工場2社を見学。黒にんにくとの相性を試食する機会を設けて頂きとても参考に成りましたし、イタリアの人たちにも黒にんにくとチョコレート・チーズとの食べ合わせがマッチすることを知って頂くことが出来ました。
その他にもチコリー栽培農家を見学させて頂きましたが、栽培のむずかしさが分かりました。チコリーやチコリーの加工品を試食できる時間がありましたが、想像以上の美味しさに感激。意外ですが、チコリーと黒にんにくもマッチする事も分かりました。
TAKKO商事はこのような活動を通じ、『たっこにんにく』と『黒にんにく』を世界中に広め、皆様に愛される商品の製造販売を心がけ、これからも頑張って参ります。
株式会社TAKKO商事 会長 佐藤祐一
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